27日の日経平均株価は続落となった。

27日の東京株式市場は、利益確定の売りを反映して日経平均株価は続落となった。
終値は、前日比63円14銭安の2万267円5銭と続落した。
130円程度とされた9月末配当権利落ち分の即日埋めはならなかったものの、外国為替市場での円安・ドル高進行という下支えもあり実質的にはプラスで堅調地合いは維持された。
 
明日(28日)の東京株式市場は、米国株が上昇となれば、日本株も再度高値をうかがう展開が期待できるだろう。
商いの活況を伴った売買が続くかが重要で明日以降の売買代金の水準は要注目である。
また、臨時国会召集後、冒頭での衆院解散により10月22日の投開票日に向けて実質的に総選挙がスタートすることから、その動向を注視しながらの神経質な展開となりそうだ。
 
過熱感を意識する向きは少なくなく、利益確定売りに上値を抑えられやすい面があるだろう。ただ、足元の円安・ドル高歩調を背景に企業業績の拡大期待は根強く、売り込みにくい場面とも言える。

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