28日の東京株式市場は、堅調な展開か。

日経平均株価の予想レンジは、2万200円-2万550円。
円安と米国株高が日経平均を押し上げる展開が想定される。
 
米国株式市場で10年物国債の金利が上昇し、利ザヤの拡大期待から金融株が買われた流れを受け、銀行や保険などの金融関連銘柄に物色の矛先が向かいそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半と小動きだったが、
対ドルでの円相場の落ち着きから、輸出関連銘柄には、下支えとなりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所終値比70円高の2万390円。
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、1060万株、買い1440万株で、差し引き380万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、機械、精密、サービス、電、化学、鉄鋼など。買いセクターに、電機、化学、小売、不動産、保険、紙パ、情報通信など。
 
 
【好材料銘柄】
■アルコニックス <3036>
上期経常を56%上方修正・6期ぶり最高益更新へ。
 
■廣済堂 <7868>
本社および都内事業所の移転に伴う土地・建物の売却により、売却益約38億円が発生、特別利益にする。
 
■フジックス <3600>
東京都台東区に保有する土地・建物の売却に伴い、売却益13.2億円を特別利益に計上する。
 
■日本ラッド <4736>
子会社アリーナ・エフエックスの株式売却に伴い、売却益7800万円を特別利益に計上する。
 
■ムサシ <7521>
上期最終を64%上方修正、通期も増額。
 
■メディネット <2370>
ジーンテクノサイエンス <4584> [東証M]が順天堂大学と共同研究してきた免疫寛容を誘導する細胞加工技術の製品化に向けた開発・製造を受託する契約を結んだ。臓器移植後の拒絶反応の抑制を目的とする再生医療等製品の開発を目指す。
 
■カイオム・バイオサイエンス <4583>
スイス・ADCセラピューティクスと、がん治療用抗体「LIV-1205」の抗体薬物複合体(ADC)開発用途におけるライセンス契約を結んだ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
28(木)
2年国債入札
《決算発表》
ヒマラヤ<7514>、さが美<8201>
IPO(新規上場)=ロードスターキャピタル<3482>(マザーズ)
 
【海外】
NZ準備銀行金融政策決定会合
米4-6月期GDP確定値(21:30)
米8月卸売在庫(21:30)
米9月カンザスシティ連銀製造業指数(9/29 0:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
アクセンチュア、マコーミック、コナグラ・ブランズ

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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