東証グロース市場は前週末の米株安を受けて大型株が軟調に推移するなか、新興市場でも売りが優勢となった。指数は朝安後に上昇するなど底堅さもみせたが、買いが続かなかった。
東証グロース市場250指数は4営業日ぶりに反落した。終値は前週末比0.64ポイント(0.10%)安の644.18だった。グロースCoreも反落。
グロース市場ではGENDAやインテグラル、タイミーが下落した。一方、ispaceやヘッドウォ、QPS研究所は上昇した。
値上がり銘柄数399、値下がり銘柄数173と、値上がりが優勢だった。
前身が東証マザーズ指数となる東証グロース市場250指数は年間で23年末(706.41)を8.80%下回り、4年連続の下落となった。
個別ではVeritas In Silico、visumo、BlueMeme、ブランディングテクノロジーがストップ高。ヘッドウォータースは一時ストップ高と値を飛ばした。Aiロボティクス、ククレブ・アドバイザーズ、グロービング、Terra Drone、フォルシアなど18銘柄は年初来高値を更新。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、Fusic、STG、令和アカウンティング・ホールディングス、HPCシステムズが買われた。
一方、フォルシアがストップ安。GVA TECH、ビースタイルホールディングス、JIG-SAW、ジィ・シィ企画、弁護士ドットコムなど9銘柄は年初来安値を更新。アクセルマーク、フィスコ、トラース・オン・プロダクト、ジーエヌアイグループ、ナイルが売られた。
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