日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前日比81銭高い3577円92銭だった。
取り扱うシステムが金融機関で導入されたインテリWがストップ高など好材料の出た銘柄や電気自動車(EV)関連需要が期待される田中化研などに買いが入った。
一方で週末を控えた持ち高調整目的の売りも出て、ジャスダック平均は方向感を欠く展開となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で433億円、売買高は7419万株だった。
値上がり銘柄数は302、値下がり銘柄数は324となった。
個別では、滝沢ハム、きょくとう、ケア21、YKTなど27銘柄は年初来高値を更新。プリント配線板のシライ電子が大幅高となり、日特エンジやFVCも上げた。
一方、時価総額の大きいハーモニックは下落した。NF回路など次世代の高速コンピューターとされる量子コンピューター関連で物色されていた銘柄の一角も売られた。
石垣食品、明豊エンタープライズ、岡本硝子、日本コンピュータ・ダイナミクスなども売られた。
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