値上がり優勢、指数は次第に下げ幅を拡大

 
東証グロース市場は国内外の長期金利の根強い先高観などを背景に大型株が軟調に推移するなか、新興市場でも売りが優勢となった。朝方は高く始まったものの、国内の長期金利が上昇したことで、新興株の相対的な割高感が意識され指数は次第に下げ幅を拡大した。
 
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前営業日比9.47ポイント(1.47%)安の634.71だった。グロースCoreは続落。
グロース市場ではトライアルやジーエヌアイ、インテグラルが下落した。一方、アストロHDやispace、ハートシードは上昇した。
値上がり銘柄数316、値下がり銘柄数271と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではWill Smart、visumo、ファンデリー、Fusic、アスタリスクなど7銘柄がストップ高。アクセルマークは一時ストップ高と値を飛ばした。タスキホールディングス、Heartseed、Aiロボティクス、ククレブ・アドバイザーズ、グロービングなど19銘柄は昨年来高値を更新。トゥエンティーフォーセブン、リグア、WOLVES HAND、BlueMeme、トラース・オン・プロダクトが買われた。
 
一方、ブランディングテクノロジーがストップ安。GVA TECH、ビースタイルホールディングス、フォルシア、JIG-SAW、フィーチャなど9銘柄は昨年来安値を更新。ピクスタ、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、サークレイス、ファーストアカウンティング、ジーエヌアイグループが売られた。
 

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