続落スタート、米ハイテク株安を受け

【寄り付き概況】

9日の日経平均株価は続落で始まった。寄り付きは前日比92円15銭高の3万9888円91銭。

 
東京株式市場は売り先行で始まった。引き続き4万円大台ラインを挟んでの攻防が意識されている。前日の米国株市場ではNYダウが取引後半に買いが優勢となり上昇して引けたが、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅ながら安く引けている。
 
日米で金利上昇に対する警戒感が拭えないなか、東京株式市場でも上値が重い地合いながら、外国為替市場ではドル高・円安水準が維持されていることから、下値に対しても底堅さが発揮されやすい。あすにオプションSQ算出を控えていることで、先物主導で不安定な地合いとなるケースも考えられるだろう。

 
東証株価指数(TOPIX)も続落している。
 
個別では、東エレクやレーザーテクなどの半導体関連の一角が安い。京セラやTDKなどの電子部品株も下げている。一方、リクルートや中外薬のほか、トレンドやNTTデータは上昇している。

 

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