カーター元米大統領の国葬で休場

カーター元米大統領の逝去に伴い、1月9日の米国市場(NYSE・NASDAQ・OTC)は休場となります。

 


【シカゴ日本株先物概況】

9日は、米国株式市場がカーター元米大統領の国葬で休場のため

【欧州株式市場】

■イギリス・ロンドン株価指数

9日の英FTSE100種総合株価指数は続伸し、前日比68.66ポイント(0.83%)高の8319.69で終えた。同日の外国為替市場で英ポンド安・ドル高が一段と進む場面があった。英国外での売上高比率が高い多国籍企業を中心に買いが入った。午後にかけて英金利の上昇(国債価格の下落)に一服感が出たのも相場を支えた。

中型株で構成し、内需株の比率が高いFTSE250種株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日比0.26%高で終えた。このところの英金利上昇が嫌気され、前日は2024年5月1日以来の安値で終えていた。

 
 
FTSEの構成銘柄では、鉱業大手アングロ・アメリカンが3.30%高、産銅大手アントファガスタが3.25%高、産金大手フレスニロが3.24%高と上昇。一方、流通大手マークス&スペンサーは8.36%安、賭け屋大手エンテインは4.42%安、流通大手セインズベリーは3.24%安と売られた。

■ドイツ・フランクフルト株価指数

9日のドイツ株価指数(DAX)は小幅に続落し、前日比12.84ポイント(0.06%)安の2万0317.10で終えた。9日は米株式市場がカーター元米大統領の国葬にあわせて休場になるとあって、動意に乏しかった。このところの米欧国債相場の不安定な推移や、米次期政権による関税引き上げには警戒感が根強く、引き続き相場の重荷となった。

 
個別では、電力大手RWEが2.49%安、通販大手ザランドが2.48%安、自動車部品大手コンチネンタルが2.21%安と下げた半面、コメルツ銀行は2.94%高、エネルギー大手シーメンス・エナジーは2.77%高、セメント大手ハイデルベルク・マテリアルズは2.16%高で取引を終えた。
 
 
 

■フランス・パリ株価指数

フランスの株価指数CAC40は反発し、前日比0.50%高で終えた。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンなど消費関連に買いが優勢だった。仏ルノーなど自動車は下落した。

 

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