北朝鮮リスクもドルは直ぐに反発した事から、流れはドル高継続か

[概況]

先週は25日深夜に北朝鮮外相が「米大統領の発言は宣戦布告に相当」などと発言し、リスク回避の動きにドルは26日に111円台前半まで落ちる場面があったが、トランプ大統領の税制改革に対する期待やイエレンFRB議長のタカ派的発言「FOMCはゆっくりし過ぎない様注意すべき」や「インフレ達成まで政策を据え置くのは賢明ではない」などにより直ぐに買い戻された。

そして翌27日に7月14日以来となる113円台まで反騰したが、其の後は上値が重く112円台に落ちて揉み合いとなった。北朝鮮リスクはあるもののドルは下値では買われ易いと見ており、今週の米経済指標は2日(月)9月ISM製造業景況指数、8月建設支出、4日(水)MBA住宅ローン申請件数、9月ADP雇用統計、9月ISM非製造業景況指数、5日(木)新規失業保険申請件数、8月貿易収支、8月製造業受注指数、6日(金)9月雇用統計などとなっている。

基本的に週末の雇用統計までは揉み合い継続を予想しているが、流れはドル高継続ではないか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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