【寄り付き概況】
28日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比165円78銭安の3万9400円02銭。
前日の米国株市場では半導体大手のエヌビディア<NVDA>が一時18%近い暴落をみせ昨年秋口の水準まで売り込まれるなど波乱展開となった。その他の半導体関連株も総売り状態となっている。ナスダック総合株価指数の下げも3%を超えており、東京市場ではこれを嫌気する形でリスクオフの流れが続いている。
ただ、外国為替市場ではドルが買い戻され、目先円安方向に押し戻されていることはポジティブに働く。半導体関連が売られる一方、内需株が下支え効果を発揮できるかが注目されるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、日東電やTDKが下落している。古河電や住友電などの電線株も売られている。一方、ファストリやKDDIのほか、ニトリHDや大塚HDは上昇している。
