30日の東京株式市場は、反落後も軟調か。
日経平均株価の予想レンジは、3万9000円-3万9500円を想定。(29日終値3万9414円78銭)
米国株は下落。ダウ平均は136ドル安の44713ドルで取引を終えた。
現地29日の米国株安を受け、朝方から売り優勢スタートとなりそう。買い手がかりに乏しいなか、消去法的に株価指数との連動性が低い中小型株に物色の矛先が向かう場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の前半(29日は155円29-31銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の半ば(同161円76-80銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、29日の大阪取引所清算値比320円安の3万9270円だった。
【好材料銘柄】
■日本電技 <1723>
4-12月期(3Q累計)経常が46%増益で着地・10-12月期も58%増益。
■スタジオアタオ <3550>
株主優待制度を拡充。株主優待クーポンの金額を従来の3000円相当→5000円相当に増額する。
■AGS <3648>
今期経常を34%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ダイトーケミックス <4366>
4-12月期(3Q累計)経常は8.7倍増益・通期計画を超過。
■倉元製作所 <5216>
子会社アイウイズロボティクスのAIを活用した全自動業務用お掃除ロボットの製造受託事業を開始。
■野村マイクロ・サイエンス <6254>
インドのTATA SEMICONDUCTOR MANUFACTURINGと半導体製造工場への超純水製造装置の導入について基本合意。
■靜甲 <6286>
今期経常を一転40%増益に上方修正・30期ぶり最高益、配当も2円増額。
■東邦レマック <7422>
前期最終を2.3倍上方修正。
■白洋舎 <9731>
前期経常を16%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
30(木)
【国内】
中外薬、キヤノン、武田、OLC、NEC、NRI、JPX、富士電機、積水化、ヒューリック、新電工、野村不HD、東映アニメ、小糸製、住信SBIネ、NESIC、邦ガス、ネットワン、日野自、トプコン、南海電、FPG、メイテックGHD、ノジマ、日本M&A、エクセディ
【海外】
ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)
米10-12月期GDP速報値(22:30)
米12月住宅販売保留指数(24:00)
《米決算発表》
インテル、アップル、ビザ、サウスウェスト航空、マスターカード、キャタピラー、ブラック・ストーン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
