【寄り付き概況】
30日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比111円93銭安の3万9302円85銭。
前日の欧州株市場ではドイツの主要株価指数であるDAXが続伸し、連日で史上最高値を更新したが、米国株市場では再びハイテク株などを中心に軟調な値動きとなった。注目されたFOMCではFRBが政策金利の現状維持を決めたが、声明文の内容が想定したよりもタカ派だったとの認識が広がり、高PER銘柄などに持ち高調整の売りを誘った。そのなか、エヌビディア<NVDA>が再び売られる展開となっており、東京株式市場でもこれを警戒して半導体セクターの一角に売りを誘導する可能性もあるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やソニーG、ダイキンが下落している。一方、信越化やブリヂストン、中外薬が上昇している。
