ドルは113円台を維持出来なかったが、上昇基調は継続

[概況]
 
東京市場終盤に当日高値113.210円まで上昇したドルは其の後揉み合いとなったが、NY市場に入り米国債利回りが低下するとドルも売られて、序盤に欧米市場安値となる112.695円まで値下がりした。
 
しかしNY株式市場が序盤以降も上値を伸ばした事などにドルも買い戻されて、終盤には112.965円まで反発した。しかし113円台まで戻す事は出来ず、最後は前日比+11.5銭高の112.850円で引けた。
 
ユーロも上昇したが、ポンドは9月建設業PMIの予想を下回る結果に150円を割れ、最後も値下がり(-21銭)して引けるなど、主要通貨はマチマチな動きとなった。
 
米景気拡大を受けたドル買いの流れは続いていると見られるが、週末の雇用統計までは上昇はゆっくりで揉み合いといった感じではないか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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