[概況]
NY市場朝方に当日安値112.310円まで下げたドルは発表された9月ADP雇用者数の予想通りの数字に買い戻されて値を戻し、更に其の後発表された9月ISM非製造業景況指数の予想を上回る結果に米国企業の改善が示された事でドルは一段高となった。
そして株価の上昇にドル買いも進み、NY市場中盤に当日高値112.950円まで上昇したが113円台に乗せる事は出来ず、最後は前日比-12銭の112.730円で引けた。
一方ユーロは+0.5銭高で引け、ポンド(-2銭)や豪ドル(+24.5銭高)など、主要通貨はマチマチな動きとなり、雇用統計を控えた様子見姿勢が目立つ小動きだった。ドルが113円台から更に上値を伸ばすには予想を上回る雇用統計の結果やトランプ大統領の減税策が実行される必要があるのかも知れない。明日の米雇用統計までは揉み合い継続ではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
