値下がり優勢、日米の長期金利上昇が重荷

 
東証グロース市場は日米の長期金利上昇が重荷になった。ただ、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀の金融政策決定会合を控えて様子見ムードも広がりやすく、後場は下げ渋った。東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比2.83ポイント(0.44%)安の635.44だった。グロースCoreはともに続落。
「この日も相場の主役は個人」といい、グロース市場には買いが集まった。ただ、上昇の勢いは続かず、利益確定の売りなどに押され、一日を通して値下がりが優勢だった。
 
グロース市場ではインテグラル、カバーが下落した。一方、ジーエヌアイ、QDレーザが上昇した。
 
17日に東証グロース市場に新規上場したリスキルは公開価格(3730円)を上回る4840円で初値を付け、終値は4540円だった。17日に東証スタンダード市場に新規上場した黒田グループは公開価格(700円)を上回る885円で初値を付け、終値は875円だった。
値上がり銘柄数189、値下がり銘柄数364と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではデ・ウエスタン・セラピテクス研究所、クオリプス、POPER、DAIWA CYCLEがストップ高。Liberaware、アシロ、ビジネスコーチは一時ストップ高と値を飛ばした。Heartseed、グロービング、LeTech、はてな、Rebaseなど10銘柄は年初来高値を更新。さくらさくプラス、Def consulting、Terra Drone、ハイブリッドテクノロジーズ、QDレーザが買われた。
 
 一方、ジンジブ、L is B、JSH、マテリアルグループ、学びエイドなど40銘柄が年初来安値を更新。GLOE、イオレ、Mマート、フレアス、GMO TECHが売られた。
 
 

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