【寄り付き概況】
24日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比48円89銭高の3万9210円23銭。
前日の欧州株市場は高安まちまちの中も、ドイツの主要株価指数であるDAXは3週間ぶりの安値に沈んだ。しかし、米国株市場ではコンセンサスを下回る経済指標を受け朝方は利益確定売りに押されたものの、その後は持ち直し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は1%近い上昇で着地している。エヌビディア<NVDA>をはじめ半導体関連株に買いが続き、これは東京市場にも追い風材料となっている。外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることもポジティブで、日経平均は3万9000円台前半で強調展開が見込まれる。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、中外薬や第一三共、キヤノンが上昇している。一方、日産自が大幅に下落している。リクルートやソフトバンクグループ(SBG)、KDDIが安い。
