東証グロース市場は18日の日経平均株価の上げ幅が一時400円を超えるなど大型株が買われる中で投資家心理が強気に傾き、新興株にも買いが波及した。
外国為替市場での円高傾向がきょうは一服しているが、日米の金融政策の方向感の違いから今後も円高が進むとの見方は根強い。
市場では「円高の影響を受けにくい内需依存型の銘柄が多いグロース市場銘柄に買いが向いやすい」との指摘があった。
グロースCoreは堅調。東証グロース市場250指数も反発した。前引けは前日比1.97ポイント(0.31%)高の640.86だった。
グロース市場ではGENDAやフリーなどの主力株の一角に買いが入った。一方、2023年11月〜24年7月期決算を発表したトリプラが急落したほか、タイミーも下げた。
値上がり銘柄数329、値下がり銘柄数202と、値上がりが優勢だった。
個別では免疫生物研究所、コパ・コーポレーションがストップ高。ノイルイミューン・バイオテック、T.S.I、INTLOOPは一時ストップ高と値を飛ばした。SBIレオスひふみ、モルフォ、サインド、ボードルア、キャンバスなど11銘柄は年初来高値を更新。LeTech、クオリプス、yutori、DAIWA CYCLE、バンク・オブ・イノベーションが買われた。
一方、ジャパンM&Aソリューションが年初来安値を更新。笑美面、tripla、マーキュリー、Mマート、セルシードが売られた。
目次
