様子見か

 
Market Data
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【日経平均】
37940円59銭(△216円68銭=0.57%)
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【TOPIX】
2656.73(△14.38=0.54%)
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【グロース250】
661.17(▲4.91=0.74%)
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【プライム売買高】16億9699万株(▲6億5658万株)
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【売買代金】4兆3015億円(▲1兆6229億円)
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【値上がり銘柄数】877(前日:1077)
【値下がり銘柄数】713(前日:504)
【新高値銘柄数】53(前日:58)
【新安値銘柄数】3(前日:1)
【25日騰落レシオ】106.47(前日:113.52)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は4日続伸、一時3万8000円を上回る
 2.米国株市場でNYダウが連日の最高値
 3.為替市場での円安・ドル高進行を好感
 4.日立や三菱重など主力株が買われる
 5.自民党総裁選を控え、買い一巡後は上げ幅を縮小
 
 
 
 
日経平均は4日続伸。寄り付きから3万8000円を大きく上回り、萎んでも3桁高の状態はキープした。
20日や23日の米国株が著しく強かったわけではないことを踏まえれば、4営業日連続の3桁上昇は強い。ただ、今週は金曜27日に自民党総裁選の投開票が控えている上に、この27日が9月の権利落ち日。きょう難なく3万8000円を超えて高値引けのような形で終えられれば、踏み上げ的にリスクオンムードが高まる展開も期待できた。
 
9月は過去10年で外国人が9回売り越しているが、下期相場に入る10月は逆に8回買い越しているという心強いデータがある。ブラックマンデーのイメージがあるが、実際は投資に有利な月なのだ。
過去を振り返って総選挙後の株価は、自民党が単独過半数を占めた場合、3カ月以上にわたり極めて高い確率で上昇波動を形成するという鉄壁アノマリーが存在している。
 
目先は方向感が定まらないとみておいた方が良さそうだ。直近の上昇で25日線(3万7442円、24日時点)は超えているだけに、同水準より上で推移できるかに注目しておきたい。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(24日現在)
 
39823.07  ボリンジャー:+1σ(13週)
39676.53  ボリンジャー:+1σ(26週)
39321.82  ボリンジャー:+2σ(25日)
38382.02  ボリンジャー:+1σ(25日)
38310.18  26週移動平均線
38291.02  75日移動平均線
38037.03  13週移動平均線
 
37940.59  ★日経平均株価24日終値
 
37644.55  200日移動平均線
37442.23  25日移動平均線
37164.26  均衡表基準線(日足)
37142.11  均衡表雲上限(週足)
36997.50  6日移動平均線
36943.83  ボリンジャー:-1σ(26週)
36840.29  均衡表転換線(日足)
36833.27   新値三本足陰転値
36791.45  均衡表雲上限(日足)
36791.45  均衡表基準線(週足)
36502.44  ボリンジャー:-1σ(25日)
36250.99  ボリンジャー:-1σ(13週)
35720.64  均衡表雲下限(日足)
35577.48  ボリンジャー:-2σ(26週)
 
 
節目の38000円を突破して寄り付いた後は上向きの25日移動平均線とのプラス乖離幅を広げ、75日線(38291.02円)を上抜いて703.24円高まで上ヒゲを伸ばした。しかし、終値216.68円高と上げ幅を縮小し、38000円を下回った。一目均衡表では、転換線が上向きで大引けを迎えて短期的な上昇基調の継続を示唆する一方、遅行線は応当日株価上昇で弱気シグナルを発生し、上昇ペースが鈍化する可能性も意識される。直近では9月3日まで3営業日連続で75日線前後が上値抵抗帯となっており、今後は75日線処からの上放れの成否が相場の方向感を予想する上で重要となろう。
 

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