値下がり優勢、新興株の相対的な割高感も意識

 
東証グロース市場は日経平均株価が下落するなど相場全体の地合い悪化で新興市場にも売りが波及した。前日に米長期金利が上昇した流れを受け、国内の長期金利も上昇し、新興株の相対的な割高感も意識された。
グロースCoreは大幅反落。
東証グロース市場250指数も反落した。前引けは前日比8.94ポイント(1.38%)安の641.07だった。
 
グロース市場ではGENDAやジーエヌアイ、カバーが下落した。一方、売れるネットやフリー、アスアは上昇した。
値上がり銘柄数151、値下がり銘柄数375と、値下がりが優勢だった。
 
8日に名証ネクスト市場に新規上場したケイ・ウノは公開価格(2320円)を186円下回る2134円で初値を付けた。初値を付けた後に2184円まで上昇する場面があった。前引けは初値と同じ2134円だった。
 
 
個別では、コラボス、日本情報クリエイト、AIAIグループが年初来高値を更新。グローバルウェイ、売れるネット広告社、Chordia Therapeutics、ジーネクスト、アスアが買われた。
 
 一方、グリーンモンスター、タイミー、ROXX、キッズスター、ミラタップなど7銘柄が年初来安値を更新。Delta-Fly Pharma、ネットスターズ、ALiNKインターネット、カウリス、Liberawareが売られた。
 

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