4日の東京株式市場は、弱含みの展開となりそう。

日経平均株価の予想レンジは、1万9800円-2万円を想定する。
日経平均株価が2万円割れは押し目買いも入りやすい水準でもあり、下げが下げを呼ぶような地合いにはならないとみるが、買い材料に乏しく、終日軟調な推移を予想する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半と円高に振れている。対ドルでの円高進行を警戒し、輸出関連の主力株は軟調な展開を強いられそうだ。
株価指数の影響を受けづらい中小型へ物色の矛先が向かうとみられる。
また、トヨタとマツダが資本提携を行う方向で最終調整に入ったと報じられ、両社株の動向に注目が集まりそうだ。
来週は海外の材料が少ない中で国内の決算が多いことから、底堅い展開は期待できるだろう。
シカゴ日経平均先物円建て清算値は、3日の大阪取引所終値比55円安の1万9955円だった。
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り760万株、買い820万株で、差し引き万株の買い越し。買い越しは3営業日連続。金額は売り越し。
売りセクターに、銀行、証券、鉄鋼、紙パ、その他製品、精密、薬品、電機、機械など。買いセクターに、機械、サービス、建設、石油、薬品など。

【好材料銘柄】
■有沢製作所 <5208>
上期経常を29%上方修正、通期も増額。
 
■セガサミーホールディングス <6460>
4-6月期(1Q)経常は5.4倍増益・通期計画を超過。
 
■ホシデン <6804>
今期経常を70%上方修正。
 
■イマジカ・ロボット ホールディングス <6879>
非開示だった今期最終は29%増益、未定だった配当は10円実施。
 
■レック <7874>
4-6月期(1Q)経常は2.4倍増益で着地。
 
■ポケットカード <8519>
伊藤忠 <8001> 子会社のGITとファミリーマートが共同でTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株1072円で3日終値を48%上回る水準。買い付け期間は11月中旬の開始を目指す。
 
■キョウデン <6881>
4-6月期(1Q)経常は4.3倍増益で着地。
 
■エプコ <2311>
東京電力エナジーパートナーと住宅省エネ化の共同展開で業務提携し、合弁会社TEPCOホームテックを設立。
 
■ニッポン高度紙工業 <3891>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
 
【主な経済指標・スケジュール】
4(金)
【国内】
6月毎月勤労統計調査(9:00)
17年4-6月期の運用実績を公表(GPIF)
《決算発表》
西松建、ミツウロコ、GHD、MCJ、日水、日鉄鉱、ミツコシイセタン、グローリー、シンフォニア、サンゲツ、ゼビオHD、セブン銀行、東センチュリー、住友倉、伊藤忠、バイタルKSK、タキロンシーアイ、月島機、ユアサ商、岩手銀、四国銀、レオパレス21、JAM、ニッコンHD、スズケン、国際帝石、コムシスHD、協エクシオ、日本粉、六甲バタ、博報堂DY、日清オイリオ、エディオン、アルフレッサHD、アリアケ、ケンコーマヨ、ダイワボHD、ウインパートナ、ジョイ本田、サンマルクHD、アイスタイル、日産化、日曹達、KHネオケム、アース製薬、ニッタ、板硝子、リンナイ、東芝機、日特エンシ、ユニオンツール、サトーHD、ブラザー、ミネベアミツミ、堀場製、シスメックス、オプテックスG、日セラミ、日本CMK、双葉電、全国保証いすゞ、トヨタ、曙ブレーキ、ケーヒン、ジャムコ、Uアローズ、コロワイド、タムロン、バンナムHD、アシックス、天馬、AOKIHD、丸井G、ふくおか、南都銀、百五銀、伊予銀、百十四、山口FG、興銀リース、ジャックス、菱地所、リログループ、山陽電、NTT、DTS、福井コンピ、日伝、ノリタケ、TOKAIHD、パーカライ、ゼリア新薬、りらいあ、オカモト、市光工、十六銀、北洋銀行、大阪ソーダ、OBARA-G、亀田菓、フルキャストHD、アクシアル、スクエニHD
 
【海外】
米7月雇用統計(21:30)
米6月貿易収支(21:30)
《米決算発表》
バークシャー・ハサウェイ、シグナ

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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