106円高と反発、米株高と円安傾向の為替を好感

【寄り付き概況】

7日の日経平均株価は前週末比106円96銭高の2万59円29銭で寄り付いた。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、9.02ポイント高の1640.47で始まった。
7月の米雇用統計が良好な結果となり米国株が上昇した。為替も円安・ドル高に振れたことで投資家心理が改善している。
 
外国為替市場では1ドル=110円80銭近辺と足もと円安含みで推移していることも追い風材料。戻り売りをこなしながら、日経平均は2万円大台での攻防が予想される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種前後が高く、値上がり上位に鉱業、輸送用機器、銀行、海運、その他金融など。
 
個別では、トヨタが値を上げ、スズキ、マツダも上伸し、東エレク、日立は堅調。ソフトバンクGが高く、NTT、KDDIも買い優勢で、任天堂はしっかりの状況。
三菱UFJ、三井住友が締まり、野村、東京海上は金融は底堅い。武田が高値追い。
半面、ソニーが値を消し、HOYA、キーエンスは安い。JTが甘く、ライオン、バンナムHDが売られ、シスメックスは大幅安。昭和シェルがさえない状況。
 
外資系等は、ルネサス(6723)、日ソーダ(4041)、トヨタ(7203)、忠(8001)、東セン(8439)、リクルート(6098)、スズキ(7269)、小糸(7276)、テルモ(4543)、栄研化学(4549)、日精ASB(6284)、エフピコ(7947)、サカイ(9039)、三菱電(6503)、NOK(7240)に注目。
 

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