次は200日移動平均線(3万6932円)がターゲットか

Market Data
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【日経平均】
36232円51銭(△1207円51銭=3.45%)
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【TOPIX】
2553.55(△70.25=2.83%)
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【グロース250】
581.92(△20.14=3.59%)
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【プライム売買高】20億9376万株(▲4億5368万株)
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【売買代金】4兆9725億円(▲1兆3623億円)
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【値上がり銘柄数】1342(前日:1225)
【値下がり銘柄数】284(前日:392)
【新高値銘柄数】19(前日:14)
【新安値銘柄数】5(前日:12)
【25日騰落レシオ】92.15(前日:83.10)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は続急伸、3万6000円台回復し高値引け
 2.後場は先物主導で上げ足を加速、1200円高と急騰
 3.前日の米ハイテク株高や円安進行が追い風材料に
 4.全体売買代金は8月に入って初めて5兆円に届かず
 5.値上がり銘柄数は1300超で、全体の8割強占める
 
日経平均は前週初の4451円の崩落に遭遇する前の水準を上回ってきた。しかし、この1000円超の急騰が相場の底入れ転換を担保するものではない。8月5日に開けたマド埋めを果たしたが、もう一つ上の8月2日に開けたマドを埋めるまでは疑心暗鬼の相場が続く。ただ、今はトレンドを予測すること自体が難しくなっている。全体相場が上昇すれば、それなりの理由をテキスト化し、下落すればそれに見合う講釈をつける。人間によるその作業が自ら相場の方向感を見えなくしているのだろう。
 
本日の東京株式市場は日経平均が大きく上げて3万6000円の大台へ乗せる強い展開となっている。四半期決算の発表がほぼ一巡。事前予想より内容の良い銘柄が多かったことも買い安心感につながっている。日経平均は5日に空けた窓上限(3万5880円)を完全に埋めて最初の戻りのメドを達成。次は200日移動平均線(3万6932円)がターゲットになるだろう。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(13日現在)
 
38705.81  75日移動平均線
38460.01  25日移動平均線
38447.19  13週移動平均線
37869.51  新値三本足陽転値
37261.65  ボリンジャー:-1σ(26週)
36932.56  200日移動平均線
36791.45  均衡表転換線(週足)
36791.45  均衡表基準線(週足)
36791.45  均衡表基準線(日足)
36662.10  ボリンジャー:-1σ(13週)
 
36232.51  ★日経平均株価13日終値
 
35782.97  ボリンジャー:-2σ(26週)
35746.66  ボリンジャー:-1σ(25日)
35373.70  均衡表雲上限(週足)
35172.25  均衡表転換線(日足)
34877.01  ボリンジャー:-2σ(13週)
34552.03  6日移動平均線
34304.29  ボリンジャー:-3σ(26週)
33091.92  ボリンジャー:-3σ(13週)
33033.32  ボリンジャー:-2σ(25日)
32894.95  均衡表雲下限(週足)
30319.97  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
ローソク足は上ヒゲのない「陽の大引け坊主」を描いて強い買い意欲を窺わせた。終値が52週移動平均線(36092.86円)を突破するとともに、株価下方を走る5日線が上向きに転換し、地合いの改善を確認する形となった。一方、下向きの25日線との下方乖離率は5.79%(先週末9.37%)に縮小したため極端な売られ過ぎ状態を脱出したとみられ、5日までの暴落によるリバウンド圧力は弱まる方向にありそうだ。
 
 
 

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