値上がり優勢、押し目買い

 
東証グロース市場は主要銘柄が割安な水準にあるとの見方から押し目買いが入り、東証グロース市場250指数は徐々に上げ幅を広げ上昇率は2%を超える場面もあった。前引けにかけては11時30分に予定されている岸田文雄首相の会見内容を見極めたいとして様子見姿勢が強まり、指数はやや伸び悩んだ。
市場では「東証グロース市場250指数は600ポイントが節目であり、まだ上昇余地がある。それまで押し目買いは入りやすい」との見方があった。
グロースCore、グロース250はともに上昇。東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比5.69ポイント(0.98%)高の587.61だった。
グロース市場ではタイミーやモダリスが上昇した。一方、カバーやコーディアは下落した。値上がり銘柄数348、値下がり銘柄数203と、値上がりが優勢だった。
 
 個別ではアストロスケールホールディングス、Rebaseがストップ高。モダリスは一時ストップ高と値を飛ばした。Chordia Therapeutics、タイミー、NexToneは年初来高値を更新。BTM、シンバイオ製薬、ランサーズ、ブリーチ、JDSCが買われた。
 
一方、アドベンチャーがストップ安。ナイル、インバウンドテックは一時ストップ安と急落した。バーチャレクス・ホールディングスなど3銘柄は年初来安値を更新。ビリングシステム、インフォネット、コアコンセプト・テクノロジー、プレイド、クオリプスが売られた。
 
 

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