もみ合い展開か

 
Market Data
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【日経平均】
36442円43銭(△209円92銭=0.58%)
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【TOPIX】
2581.90(△28.35=1.11%)
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【グロース250】
592.90(△10.98=1.89%)
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【プライム売買高】19億7924万株(▲1億1452万株)
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【売買代金】4兆7017億円(▲2708億円)
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【値上がり銘柄数】1223(前日:1342)
【値下がり銘柄数】369(前日:284)
【新高値銘柄数】16(前日:19)
【新安値銘柄数】0(前日:5)
【25日騰落レシオ】99.08(前日:92.15)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は強調続く、方向感見えにくい中も3連騰
 2.朝方は400円超の上昇、その後はいったん値を消す
 3.岸田首相が総裁選に不出馬と伝わるも相場は消化難
 4.前場はマイナス圏で着地、後場終盤は買いが優勢に
 5.値上がり銘柄数が74%占める、売買代金は減少傾向
 
 
7月12日の日経平均は1033円安と4桁の下落(終値は41190円)となり、そこから8月前半まで1万円近く水準を切り下げた。
8月5日に3万1156円まで下げて、きょう14日の終値は3万6442円。戻り加速となるか一服となるかの重要な局面。8月13日のエヌビディア株はCPIの発表前日に6%超上昇しており、今回は前回のような反応にはならないと思われるが、油断は禁物だ。日本株を見る上ではドル円が重要となる。
13日に発表された米7月生産者物価指数(PPI)を受けて米金利は低下し、為替はドル安・円高に振れたが、円高加速というほどの動きではなかった。足元のドル円は147円20銭近辺で推移している。円高に傾斜したとしても146円50銭くらいまでで落ち着くかどうかが注目されるだろう。
 
力強い米国株の戻りを受けて買いが持続する展開に。国内企業の決算も第一四半期が終わったところで最終益が5%以上の増益となっており、日経平均のPERはこの株価水準でも14倍台後半とまだ割安に感じられる域にある。ただ、テクニカル的には上値に200日移動平均線が抵抗線として控えており、目先は買いにくさが出てしまう点は否めないだろう。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(14日現在)
 
38678.91  75日移動平均線
38463.34  13週移動平均線
38286.48  25日移動平均線
37869.51  新値三本足陽転値
37282.93  ボリンジャー:-1σ(26週)
36957.62  200日移動平均線
36791.45  均衡表転換線(週足)
36791.45  均衡表基準線(週足)
36791.45  均衡表基準線(日足)
36697.51  ボリンジャー:-1σ(13週)
 
36442.43  ★日経平均株価14日終値
 
35817.45  ボリンジャー:-2σ(26週)
35588.42  ボリンジャー:-1σ(25日)
35382.70  6日移動平均線
35373.70  均衡表雲上限(週足)
34968.84  均衡表転換線(日足)
34931.68  ボリンジャー:-2σ(13週)
34351.97  ボリンジャー:-3σ(26週)
33165.85  ボリンジャー:-3σ(13週)
32894.95  均衡表雲下限(週足)
32890.35  ボリンジャー:-2σ(25日)
30192.29  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
14日の日経平均は3日続伸した。節目の3万6000円を下回ることなく推移し、上昇2日目の5日移動平均線との上方乖離幅を広げて大引けを迎えた。451.38円高まで上ヒゲを伸ばした後、終値209円92銭高と上げ幅を縮めた。ローソク足は陰線を描いており、上値はやや重かった。株価上方を走る25日線との下方乖離率は4.82%(昨日5.79%)と売られ過ぎ状態の5%超過を解消しており、5日にかけての急落後のリバウンド一巡を示唆する格好となった。
 

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