弱含みの展開か

21日の東京株式市場は反落後、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万7400円-3万7900円を想定。(20日終値3万8062円92銭)
米国株は下落。ダウ平均は61ドル安の40834ドルで取引を終えた。
 
日経平均株価はきのう20日に大幅反発したものの、買い一巡後は上値が重く戻り待ちの売りが意識される展開だった。朝方は、現地20日の米国株式が下落したこともあり、売り先行スタートとなろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=145円台の前半(20日は146円55-57銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の半ば(同162円47-51銭)と円高方向に振れている。輸出関連銘柄を中心に、軟調な展開を強いられそう。
月曜の後場のように、円高と株安が同時進行する可能性もあり、為替にらみで不安定な地合いが続くと予想する。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比545円安の3万7535円だった。
 
【好材料銘柄】  

■YE DIGITAL <2354>
上期経常を一転10%増益に上方修正・最高益、通期も増額、配当も4円増額。

■日創プロニティ <3440>
今期経常を20%上方修正、配当も5円増額。

■デジタルプラス <3691>
ポート <7047> が株主優待としてデジタルギフトを採用。

■イノベーション <3970>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.24%にあたる6万株(金額で9000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月21日から25年1月27日まで。また、投資一任運用サービス「Smart Manager」を独自ブランド「マネーパレットマネージャー」として販売開始。

■トレンダーズ <6069>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.13%にあたる25万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月23日から11月14日まで。

■メガチップス <6875>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.6%にあたる100万株(金額で45億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月21日から25年3月31日まで。

■イリソ電子工業 <6908>
シティインデックスイレブンスが20日付で大量保有報告書を提出。シティインデックスイレブンスと共同保有者のイリソ電子株式保有比率は5.06%となり、新たに5%を超えたとが判明した。

■スポーツフィールド <7080>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.5%にあたる18万5000株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月21日から10月31日まで。

 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
21(水)
【国内】
7月貿易統計(8:50)
7月訪日外客数(15:30)

【海外】
7/30~31開催のFOMC議事要旨(8/22 3:00)
米20年国債入札
《米決算発表》
アナログ・デバイセズ、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ、ターゲット、TJXカンパニー

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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