反落スタート、米株安や円上昇で売り

【寄り付き概況】
 

21日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比409円58銭安の3万7653円34銭。
 
前日の欧州株市場では主要国の株価が総じて軟調で、直前まで10連騰を記録していた独DAXが反落するなど戻り一服商状となったほか、米国株市場でもNYダウが6日ぶり反落、ナスダック総合株価指数とS&P500指数はいずれも9日ぶりの反落となった。
欧米株の上昇一服に加え、外国為替市場で足もとドル安・円高方向に振れていることで、東京株式市場では持ち高調整の売りを誘発している。日経平均3万8000円台は滞留出来高も多く上値の重いゾーンで、きょうは3万7000円台半ばで強弱観を対立させる地合いが想定されるだろう。
9月に米連邦準備理事会(FRB)が利下げに踏み切るとの観測が強まるなかで、日米金利差の縮小観測から円相場が対ドルで上昇し、トヨタやホンダ、マツダなど自動車株が軒並み売られているのも重荷だ。



東証株価指数(TOPIX)は下落している。



個別では、TDK、ダイキン、信越化、東京海上が安い。半面、テルモ、リクルート、アステラス、ニトリHDが高い。

 

 

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