ドルは小幅上昇も111円台には達せず

[概況]

ドルは東京時間の始まりから終日小幅揉み合いが続き、小動きの中でNY市場序盤に当日高値110.935円まで上昇した。しかし111円台には達せず、其の後のNY株式市場の動きには反応薄で、最後は前週末比+5銭高の110.740円で引けた。
この日は米経済指標の発表が無かった事もあり、ドルの上下高安の変動幅は僅か29銭しかなく、イベント終了後の一服感といった動きとなった。

またユーロは+22.5銭高でポンドは変わらず、原油価格の下げにカナダドル(-14銭)、豪ドル(-12銭)、NZドル(-53銭)といった資源国通貨は下げたが、トルコリラ(+3銭)や南アランド(+12銭)は小幅高となるなど、主要通貨はマチマチな動きで引けた。

今週は経済指標の発表が少なく、夏休みシーズンに入り市場参加者の減少も見込まれる事から、この様な小動きが続くのではないか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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