弱含みの展開か

 
29日の東京株式市場は、反落後も弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8000円-3万8500円を想定。(28日終値3万8371円76銭)
ダウ平均は159ドル安の41091ドルで取引を終えた。
現地28日の米国株式が下落した動きを受け、売り先行スタートとなりそう。注目された米エヌビディアの決算は、売上高や純利益が市場予想の平均を上回ったが、同社株は時間外取引で決算発表をきっかけとした売りに押され下落した。
日本の半導体関連銘柄にも重しとなりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の半ば(28日は144円55-58銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の後半(同161円28-32銭)とやや円高方向にある。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比230円安の3万8140円だった。
 
 
【好材料銘柄】  

■アクリート <4395> 
ズノー・メディアソリューションの全株式を取得し子会社化する。音声・顔画像分析サービスなどのAI技術を活用した新たな事業を開始する。

■TONE <5967>
24年5月期に過去最高の売上高を更新したとに伴い、24年11月末時点で100株以上を保有する株主に対し、記念品として一律5000円分のQUOカードを贈呈する。

■不二電機工業 <6654>
上期経常を一転11%増益に上方修正。

■インバウンドテック <7031> 
発行済み株式数(自社株を除く)の4.41%にあたる11万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月29日から12月31日まで。また、9月30日付で12万6125株の自社株を消却する。

■群馬銀行 <8334> 
発行済み株式数(自社株を除く)の1.80%にあたる700万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月29日から10月18日まで。また、10月31日付で1000万株の自社株を消却する。

■日本アジア投資 <8518>
投資会社のグロースパートナーズ、ジーエヌアイグループ <2160> とそれぞれ業務提携。

■GFA <8783>
中国の青島社と青島地域での美容医療領域の新規事業における戦略的パートナー協定を締結。

■Green Earth Institute <9212> 
大王製紙 <3880> と製紙産業素材を活用したバイオ燃料・樹脂原料等の商用生産に向けた開発契約を締結。

■SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ <9478>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.26%にあたる40万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月29日から9月19日まで。

 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
29(木)
【国内】
8月消費動向調査(14:00)
2年国債入札
《決算発表》
東和フード

【海外】
米7月中古住宅販売仮契約(23:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
ダラー・ゼネラル、ベストバイ、キャンベル・スープ、アルタ・ビューティー、ルルレモン・アスレティカ、オートデスク

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次