東証グロース市場は28日の米株式市場で主要3指数が下落したことや、日経平均株価が軟調に推移したことで、新興株市場でも運用リスクを避ける目的の売りが優勢だった。
グロースCoreは反発。東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比2.05ポイント(0.31%)安の662.59だった。
グロース市場ではドリコムやセルシードが下落した。一方、タイミーやジーエヌアイは上昇した。
値上がり銘柄数188、値下がり銘柄数338と、値下がりが優勢だった。
29日に福証Qボードに上場したクロスEは公開価格(1180円)を95円(8.05%)下回る1085円で初値を付け、前引けは初値比18円(1.65%)高の1103円だった。
個別では、アクリート、雨風太陽、T.S.Iがストップ高。ビーマップは一時ストップ高と値を飛ばした。シェアリングテクノロジー、トヨクモ、ステラファーマ、サイジニア、コンヴァノなど7銘柄は年初来高値を更新。インバウンドテック、バンク・オブ・イノベーション、Liberaware、Green Earth Institute、ジーエヌアイグループが買われた。
一方、オプロが年初来安値を更新。ドリコム、フューチャーリンクネットワーク、フルッタフルッタ、バリュークリエーション、メディア工房が売られた。
目次
