反発スタート、米ダウ平均の最高値更新が追い風

【寄り付き概況】

 
30日の日経平均株価は小幅に反発して始まった。始値は前日比25円51銭高の3万8388円04銭。
 
前日の米株式市場は、NYダウが前日比243ドル高と反発し最高値を更新した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。また、為替は1ドル=144円80銭前後で推移している。
 
総務省が寄り前に発表した8月の東京都区部の消費者物価指数(中旬速報値、20年=100)は変動の大きい生鮮食品を除く総合が107.9と前年同月比で2.4%上昇し、伸び率は7月の2.2%から拡大した。事前の市場予測の中央値は2.2%で、これを上回った。
 
市場では「日銀の利上げ方針を裏付ける結果だったが、為替が円高に振れていないので株式市場への影響は限定的」との声が聞かれた。
 
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
 
個別では、アドテストやファストリが下落している。一方、三菱電やフジクラが上昇している。
 

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次