日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、地政学リスクを警戒する動き

日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比20円50銭安い3324円60銭だった。北朝鮮情勢の緊迫化による地政学リスクを警戒する動きが強まり、個人投資家などが時価総額の大きい銘柄に手じまい売りを出した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で655億円、売買高は1億2067万株だった。
値上がり銘柄数は164、値下がり銘柄数は505となった。
個別では、前日発表した2017年4~6月期連結決算で純利益が31%増益だったハーモニックが先行きへの警戒感から売られた。アエリアやユニバーサルも下落した。
パレモ、No.1、セプテーニ・ホールディングス、カルナバイオサイエンス<4572>、ハーバー研究所など11銘柄が年初来安値を更新した。
 
半面、17年4~6月期の連結最終損益が黒字転換した田中化研が上昇した。太陽工機、太洋物産がストップ高。細谷火工は一時ストップ高と値を飛ばした。ブロッコリーやマクドナルドの上げも目立った。
 

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