【寄り付き概況】
17日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比141円10銭高の4万1416円18銭。
前日の欧州株市場はドイツやフランスなど主要国をはじめほぼ全面安商状だったが、米国株市場ではこのリスクオフの流れをせき止め、景気敏感株中心に大きく買い優勢に傾いた。
NYダウが700ドル超の急騰をみせたことで、東京株式市場でも日経平均は上値指向を強めている。前日は取引終盤に伸び悩んだが、きょうも買い一巡後の値動きが注目されるところ。ここ円安一服局面にある外国為替市場の動向や、米株価指数先物の動きなどに左右されるケースも考えられるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やアドテスト、信越化が高い。コマツや日立建機、三井不が上昇した。一方、東エレクが安い。TDKやスクリンが下落した。
