Market Data
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【日経平均】
38468円63銭(△801円22銭=2.13%)
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【TOPIX】
2759.67(△60.13=2.23%)
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【グロース250】
655.02(△12.11=1.88%)
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【プライム売買高】16億1182万株(▲1億6926万株)
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【売買代金】3兆9682億円(▲4668億円)
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【値上がり銘柄数】1571(前日:705)
【値下がり銘柄数】63(前日:871)
【新高値銘柄数】36(前日:15)
【新安値銘柄数】9(前日:58)
【25日騰落レシオ】105.39(前日:96.50)
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■本日のポイント
1.日経平均は9日ぶりに反発、800円強の大幅高
2.前週末の欧米株軒並み高受け、買い戻し誘発
3.米PCEデフレーターが予想通りで警戒感後退
4.海外筋の先物買いが全体相場に浮揚力与える
5.プライム市場の96%が上昇する全面高商状に
日経平均は大幅上昇。高く始まった後に上げ幅を広げており、値上がり銘柄も多かった。4桁高で終われなかった点には物足りなさもあるが、ひとまず強い反発が見られたことは安心材料だろう。
あすから日銀金融政策決定会合とFOMCが開催され、結果はともに31日に発表される。そのため、あすは様子見ムードが漂うと予想される。きょうの大幅高がなければ、「待ち」の状況下ではリスク回避姿勢が強まっていただろう。このタイミングで切り返したことから、売り急ぎは抑制されると思われる。直近の株価急落で過熱感が削がれている分、好決算を発表した銘柄には強烈な買いが入る展開も期待できる。過度な下振れ懸念は後退しそうな中、5日線(3万8550円、29日時点、以下同じ)や75日線(3万9044円)などテクニカルの節目を早々に上回る動きが見られるかが注目される。
■上値・下値テクニカル・ポイント(29日現在)
40048.25 25日移動平均線
40018.98 均衡表転換線(週足)
40018.98 均衡表基準線(日足)
39594.39 新値三本足陽転値
39538.82 均衡表転換線(日足)
39140.70 均衡表基準線(週足)
39087.03 13週移動平均線
39044.16 75日移動平均線
38997.49 26週移動平均線
38882.73 ボリンジャー:-1σ(25日)
38725.63 6日移動平均線
38585.26 均衡表雲上限(日足)
38468.63 ★日経平均株価29日終値
38253.94 均衡表雲下限(日足)
38078.93 ボリンジャー:-1σ(13週)
37913.37 ボリンジャー:-1σ(26週)
37717.22 ボリンジャー:-2σ(25日)
37070.82 ボリンジャー:-2σ(13週)
36829.25 ボリンジャー:-2σ(26週)
36721.84 200日移動平均線
36551.70 ボリンジャー:-3σ(25日)
36062.71 ボリンジャー:-3σ(13週)
35745.12 ボリンジャー:-3σ(26週)
ローソク足は5日移動平均線越えまで上ヒゲを伸ばし、6営業日ぶりに陽線を描き、終値801.22円高。一目均衡表では終値が雲下限を上回って三役逆転下の弱気形状を返上し、下値リスク後退を示唆した。一方、25日線との下方乖離率は3.94%(先週末5.96%)と売られ過ぎが意識される5%を下回り、潜在的なリバウンド圧力も後退した可能性がある。5日線と25日線は下向きで大引けを迎えて短期的な下落トレンド延長リスクを警告している点にも留意が必要だろう。
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