反落後もみ合い展開か

 

30日の東京株式市場は反落後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8200円-3万8600円を想定。(29日終値3万8468円63銭)
 
米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は49ドル安の40539ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、きのう29日に大幅反発した反動から、売り優勢スタートとなりそう。
あす31日に発表される日銀金融政策決定会合の内容を確認したいとして、様子見姿勢が強まる場面も想定される。ドル・円が1ドル=154円トビ台(29日は153円61-63銭)、ユーロ・円が1ユーロ=166円台の後半(同166円58-62銭)と、円安方向に振れている。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、29日の大阪取引所清算値比120円安の3万8330円だった。
 
 
【好材料銘柄】  

■ランドネット <2991>
今期経常を36%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も7円増額。

■ファインデックス <3649>
上期経常を24%上方修正・最高益予想を上乗せ。

■東京応化工業 <4186>
上期経常を一転19%増益に上方修正、通期も増額。

■アズジェント <4288>
東証が29日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

■環境管理センター <4657>
前期経常を63%上方修正、配当も7円増額。

■東京製鐵 <5423>
上期経常を13%上方修正、通期も増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の6.26%にあたる680万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月29日から25年6月30日まで。

■オーナンバ <5816>
上期経常を43%上方修正。

■エムケー精工 <5906>
上期経常を一転5%増益に上方修正・最高益更新へ。

■日東電工 <6988>
今期最終を一転27%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ。

■アストマックス <7162>
4-6月期(第1四半期)営業利益は速報値ベースで前年同期比8.3倍の3億4900万円。

■第四北越フィナンシャルグループ <7327>
上期経常を一転13%増益・最高益に上方修正。また、9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。そのほか、発行済み株式数(自社株を除く)の0.89%にあたる40万株(金額で12億円)を上限に自社株買いを実施する。

■SCREENホールディングス <7735>
上期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額、配当も9円増額。

【主な経済指標・スケジュール】

 
30(火)
【国内】
日銀金融政策決定会合(~7/31)
6月失業率(8:30)
6月有効求人倍率(8:30)
《決算発表》
OLC、村田製、TDK、NEC、JR東海、野村HD、三住トラスト、関西電、シマノ、日本酸素、JPX、ANA、マキタ、ヤクルト、双日、TIS、清水建、NSSOL、LIXIL、日本M&A

【海外】
独4-6月期GDP(17:00)
FOMC(~7/31)
米5月FHFA住宅価格指数(22:00)
米5月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米6月雇用動態調査(JOLTS)求人件数(23:00)
米7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(23:00)
《米決算発表》
マイクロソフト、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ、スターバックス、ペイパル・ホールディングス、エレクトロニック・アーツ、ウェスタン・ユニオン、メルク、プロクター&ギャンブル(P&G)、センターポイント・エナジー、レイドス・ホールディングス、スタンレーブラック&デッカー、アメリカン・エレクトリック・パワー、エコラブ、コーニング、ハウメット・エアロスペース、インサイト、S&Pグローバル、ザイレム、ファイザー、シスコ、フィリプス66、アーチャーダニエルズ、イリノイツールワークス

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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