5日の東京株式市場は、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均予想レンジは、3万4800円-3万5300円を想定。(2日終値3万5909円70銭)
先週末の米国株は下落。ダウ平均は610ドル安の39737ドルで取引を終えた。
現地2日の米国株式が続落したことを受け、売り先行スタートとなろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の半ば(前週末2日は149円20-23銭)、ユーロ・円が1ユーロ=159円台の後半(同161円21-25銭)と、円高方向に振れている。前週末に続き、輸出関連株を中心に軟調な展開を強いられそうだ。
ただ、売り一巡後は、短期的な売られ過ぎ感から、下げ渋る場面も想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同2日の大阪取引所清算値比970円安の3万4950円だった。
【好材料銘柄】
■ぐるなび <2440>
上期経常を赤字縮小に上方修正、通期も増額。
■アバントグループ <3836>
今期経常は19%増で10期連続最高益、6円増配へ。
■クラウドワークス <3900>
4-6月期(3Q)経常は25%増益、今期初配当18円を実施へ。また、上場10周年記念株主優待を実施。24年12月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、一律1万5000円分のQUOカードを贈呈する。
■LINEヤフー <4689>
4-6月期(1Q)最終は38%増益で着地。また、発行済み株式数の5.06%にあたる3億8659万7939株(金額で1500億3292万5332円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施。買い付け価格は388円。そのほか、4億8959万7939株を9月30日付で消却する。
■アグロ カネショウ <4955>
上期経常を12%上方修正、配当も18円増額。
■クボテック <7709>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
■アルメディオ <7859>
4-6月期(1Q)経常は3.1倍増益で着地。また、日本NERの資源・材料販売事業を譲受。
【主な経済指標・スケジュール】
5(月)
【国内】
日銀金融政策決定会合の議事要旨(6/13~14開催分)
《決算発表》
伊藤忠、オリックス、味の素、郵船、キッコーマン、JFE、コンコルディア、ローム、めぶきFG、東武、アルフレッサHD、住友ベ、ワークマン
【国内】
日銀金融政策決定会合の議事要旨(6/13~14開催分)
《決算発表》
伊藤忠、オリックス、味の素、郵船、キッコーマン、JFE、コンコルディア、ローム、めぶきFG、東武、アルフレッサHD、住友ベ、ワークマン
【海外】
米7月ISM非製造業景況指数(23:00)
《米決算発表》
タイソン・フーズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
