値下がり優勢、投資家心理の悪化

 
東証グロース市場は米景気懸念や円高進行で投資家心理の悪化に歯止めがかからず、新興株市場でも個人投資家を中心に運用リスクを回避する姿勢が急速に強まった。朝方には、東証グロース250指数先物が値幅制限に達したことで取引を一時中断する「サーキットブレーカー」が発動した。東証グロース市場250指数は大幅続落した。前引けは年初来安値(576.29)を付けた前週末に比べ38.08ポイント(6.61%)安の538.21だった。朝方に日経平均株価が一時2500円超下落した。
グロース市場ではジーエヌアイやライフネット、トライアルが下落した。一方、フリーは上昇した。
値上がり銘柄数14、値下がり銘柄数570と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではChordia Therapeutics、フリー、ベガコーポレーション、グローバルセキュリティエキスパート、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDRが買われた。
 
 一方、アストロスケールホールディングス、アンビション DX ホールディングス、すららネット、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ安。情報戦略テクノロジー、PRISM BioLab、アミタホールディングス、海帆、G-FACTORYなど26銘柄は一時ストップ安と急落した。Veritas In Silico、VRAIN Solution、Cocolive、光フードサービス、エムビーエスなど368銘柄は年初来安値を更新。HANATOUR JAPAN、インフォネット、セカンドサイトアナリティカ、アクリート、ハッチ・ワークが売られた。
 

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