【寄り付き概況】
6日の日経平均株価は大幅に反発して始まった。始値は前日比618円91銭高の3万2077円33銭。その後上げ幅は1200円を超えた。
世界的な株安で前日は欧州株市場で全面安が続いたほか、米国株市場でもNYダウが1000ドルを超える急落、更にナスダック総合株価指数も下落率でダウを上回る570ポイントあまりの下げをみせた。しかし、東京株式市場では前日までの3営業日合計で日経平均が7600円以上も下落しており、目先は信用取引の追い証に絡む投げ売りなどセリングクライマックスを通過して、主力株をはじめ広範囲に買い戻される展開となっている。外国為替市場は乱高下が続いており、取引時間中はドル・円相場の動向などを横にらみにボラティリティの高い地合いが想定されるだろう。
東証株価指数(TOPIX)も大幅反発し、上昇率は7%を超えている。
個別では、東エレクやファストリ、アドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)など値がさ株が軒並み上昇している。一方、味の素やヤマトHDが下落している。
