軟調展開か

8日の東京株式市場は、軟調な展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、3万4200円-3万5000円を想定。(7日終値3万5089円62銭)
米国株は下落。ダウ平均は234ドル安の38763ドルで取引を終えた。
 
足元で荒い値動きが続くなか、現地7日の米国株式が下落したことから、リスク回避姿勢が強まり売り優勢スタートとなりそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の後半(7日は146円68-71銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の前半(同160円22-26銭)と小動き。引き続き、為替相場の動向に対して、神経質な展開が続きそうだ。
米金利上昇はドル高・円安への期待を高めることから、下値では買いは入ると考える。ただ、三連休を先に控える中ではリスク回避の売りも出やすいだけに、場中は不安定な動きが続くだろう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比700円安の3万4370円だった。

 【好材料銘柄】  

■日本化学工業 <4092>
4-6月期(1Q)経常は3.9倍増益で着地。

■セプテーニ・ホールディングス <4293>
4-6月期(2Q)最終は黒字浮上、今期配当を23.45円増額修正。

■BASE <4477> 
今期経常を67倍上方修正。また、グローバルEC事業を展開するwant.jpの株式を取得し子会社化する。

■山田コンサルティンググループ <4792>
4-6月期(1Q)経常は3.2倍増益で着地。

■神鋼鋼線工業 <5660>
上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額、配当も20円増額。

■UACJ <5741>
今期最終を32%上方修正、配当も40円増額。

■じもとホールディングス <7161>
4-6月期(1Q)経常は73%増益・上期計画を超過。

■遠藤製作所 <7841>
今期経常を35%上方修正、配当も20円増額。

■NISSHA <7915>
今期最終を40%上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.24%にあたる60万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月7日から11月30日まで。

■マミヤ・オーピー <7991>
今期経常を78%上方修正。

■コスモスイニシア <8844>
4-6月期(1Q)経常は81倍増益で着地。

 

【主な経済指標・スケジュール】
 
8(木)
【国内】
7月都心オフィス空室率(13:00)
7月景気ウォッチャー調査(14:00)
日銀金融政策決定会合の主な意見(7/30~31開催分)
30年国債入札
《決算発表》
リクルートHD、東エレク、テルモ、菱地所、花王、INPEX、ネクソン、住友不、日ペイントH、バンダイナム、サントリーBF、大日印、住友林、東急、トレンド、ダイフク、KOKUSAI、ホトニクス

【海外】
米30年国債入札
《米決算発表》
イーライリリー、ギリアド・サイエンシズ、NRGエナジー、パーカー・ハニフィン、マーチン・マリエッタ・マテリアルズ、EPAMシステムズ

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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