〔米株式〕休場
【シカゴ日本株先物概況】
〔米株式〕休場 19日のニューヨーク株式市場は、ジューンティーンスデーのため休場。
【欧州株式市場】
フランスやドイツなど欧州の他の主要株式相場が下落する中で上値は限られた。業種別では銀行や資源、エネルギーに加えて公益、保険も上昇した。他方、住宅建設株や不動産投資信託(REIT)は下げた。高級ブランドのバーバリー・グループ株も下落した。
FTSEの構成銘柄では、段ボール大手スマーフィット・カッパ(4.81%高)や保険大手ビーズリー(2.28%高)、投資会社ハーグリーブス・ランズダウン(2.04%高)が上昇を主導。一方、住宅大手バークリー・グループ(6.31%安)や物流施設大手セグロ(3.00%安)などが売られた。
19日のドイツ株価指数(DAX)は3営業日ぶりに反落し、前日比64.06ポイント(0.35%)安の1万8067.91で終えた。欧州の政治情勢や財政の先行きに不透明感が根強く、投資家心理の重荷となっている。
医薬・農薬大手の独メルクや医療機器のザルトリウスなどヘルスケア関連の銘柄が下げ、指数を下押しした。半導体のインフィニオンテクノロジーズや化学など素材関連、化粧品メーカーのバイヤスドルフなど消費関連の銘柄にも売りが出た。
個別では、医療機器のザルトリウスが14.15%安と急落したほか、分子診断大手キアゲンが5.62%安、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズが3.60%安。他方、エネルギー大手シーメンス・エナジーが1.73%高、高級車メーカーBMWは1.10%高だった。
欧州株式市場で、フランスの主要な株価指数であるCAC40は3営業日ぶりに反落し、前日比0.76%安で終えた。半導体やソフトウエアなどハイテク関連の銘柄に売りが出たほか製薬、銀行株も下げた。
