3日続伸、好業績銘柄を物色

日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比24円05銭高い3340円85銭だった。
東証1部大型株への投資意欲が減退しているため、「値動きが活発な中小型株に個人投資家の関心が移っている」格好だった。
 
為替相場など外部環境の変化に業績が左右されにくい銘柄を中心に、買い注文が集まった。
円高への警戒感が続く中で、居酒屋を展開するU&C、マクドナルドといった内需株に買いが向かった。
前週に今期業績を上方修正したエヌジェイなど好業績銘柄を物色する動きも強まり、指数は午後に上げ幅を拡大した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で721億円、売買高は1億2275万株だった。
値上がり銘柄数は417、値下がり銘柄数は217となった。
 
個別では、ベクター、日本ラッド、エヌエフ回路設計ブロックがストップ高。
エヌジェイホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。藤田エンジニアリング、テノックス、夢の街創造委員会、プラマテルズなど29銘柄は年初来高値を更新。
アサカ理研、小田原エンジニアリング、日本ライトン、インテリジェント ウェイブ、田中化学研究所が買われた。
 
一方、地域新聞社、イーサポートリンク、ティビィシィ・スキヤツト、ユニバーサルエンターテインメント、メディアリンクスなど6銘柄が年初来安値を更新。レカム、アイケイ、デジタルアドベンチャー、グリムスが売られた。

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