続伸スタート、米ダウ上昇が支え

【寄り付き概況】
 

25日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比29円25銭高の3万8833円90銭。
 
前日の欧州株市場では今月末の国民議会選に注目が集まるフランスをはじめ主要国の株価が総じて高く、市場のセンチメントが改善。また、米国株市場ではNYダウが5連騰で約1カ月ぶりの高値をつけるなど上値指向を強めた。
 
ただ、半導体や人工知能(AI)関連などを中心とするハイテク株は売られる銘柄が多く、ナスダック総合株価指数は1%を超える下げで3日続落と明暗を分けている。特にエヌビディア<NVDA>が急落したことで、東京株式市場でも半導体セクターには逆風材料として意識されやすいだろう。
 
一方、外国為替市場では1ドル=159円台後半の推移と円安水準でもみ合っており、相場の下支え材料となる可能性がある。
 
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
 
個別では、三菱地所や三井不、IHIが上昇している。一方、太陽誘電や村田製、アルプスアルが下落している。

 

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