Market Data
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【日経平均】
39341円54銭(▲325円53銭=0.82%)
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【TOPIX】
2793.70(▲9.25=0.33%)
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【グロース250】
668.30(△13.22=2.02%)
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【プライム売買高】16億2759万株(△5056万株)
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【売買代金】3兆9860億円(▲2679億円)
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【値上がり銘柄数】896(前日:985)
【値下がり銘柄数】677(前日:590)
【新高値銘柄数】141(前日:141)
【新安値銘柄数】5(前日:1)
【25日騰落レシオ】114.91(前日:114.46)
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日経平均は大幅安。ただ、プライムでは値上がり銘柄が多かったほか、グロース250指数が大幅高となるなど、下げ局面でも何かを買いたい意欲が強くなっていることは垣間見えた。米国で長期金利が上昇したにもかかわらず、グロース市場の銘柄をアグレッシブに物色する動きが見られたことは注目に値するだろう。
足元で円安のスピードが速まっているだけに、輸入物価上昇による国内景気の悪化に対する懸念が投資マインドを悪化させている。
また、米国では27日、米大統領選候補者による公開討論会が予定されるほか、28日には、5月の個人消費支出(PCE)物価統計の発表もある。
大統領選候補者のバイデン氏とトランプ氏がテレビ討論会を行う予定で、これが日本時間の午前10時、あすの取引時間中にスタートするとみられている。
どちらの候補がマーケットから歓迎されているのかはっきりしないし、ここで優劣が色濃く出るとは限らないが、関連ニュースのヘッドラインに振らされる可能性がある点には注意したい。日経平均は週前半で大きく貯金を作った分、きょうのように下に振れると値幅が出てしまう展開も想定される。海外リスクや為替変動リスクを回避するという守りの視点と、直近で動きが良くなって値幅が期待できそうという攻めの視点の両面から、目先はグロース銘柄の相対優位性が高まる可能性があるだろう。
米国の政治リスクが高まるようだと、様子見姿勢を強めてくる可能性があり、目先的には3万9000円前半での底固めの動きに向かわせそうだ。
■上値・下値テクニカル・ポイント(27日現在)
41481.69 ボリンジャー:+2σ(26週)
40815.66 新値三本足陽転値
40368.94 ボリンジャー:+3σ(13週)
39821.95 ボリンジャー:+1σ(26週)
39790.31 ボリンジャー:+3σ(25日)
39767.55 ボリンジャー:+2σ(13週)
39448.14 ボリンジャー:+2σ(25日)
39341.54 ★日経平均株価27日終値
39166.15 ボリンジャー:+1σ(13週)
39105.96 ボリンジャー:+1σ(25日)
39035.98 6日移動平均線
38912.82 75日移動平均線
38910.41 均衡表雲上限(日足)
38869.42 均衡表転換線(日足)
38763.78 25日移動平均線
38702.82 均衡表転換線(週足)
38702.82 均衡表基準線(日足)
38564.75 13週移動平均線
38421.60 ボリンジャー:-1σ(25日)
38394.24 均衡表雲下限(日足)
38162.20 26週移動平均線
38079.42 ボリンジャー:-2σ(25日)
ローソク足は陰線を引いてザラ場高値と安値も前日から切り下がったが、上向きの5日移動平均線を下回る場面はなく、上げ小休止の形状。5日線下方では25日線も緩やかな上向きをキープ。一目均衡表でも株価は雲上限とのプラス乖離を保って三役好転下の強気形状を維持し、上昇トレンド継続へ期待をつなぐ形となった。
