東証グロース市場は外国為替市場での円安基調を背景に東証プライム上場の主力の輸出関連株に買いが向かうなか、新興株市場は利益確定売りが優勢だった。日銀の早期利上げ観測が強まっていることもPER(株価収益率)の高いグロース(成長)銘柄の多い新興株市場の重荷だった。グロースCoreは続落した。東証グロース市場250指数も続落した。前引けは前週末比6.02ポイント(0.91%)安の655.22だった。
グロース市場ではトライアルやインテグラル、ライフネットが下落した一方、GENDAやQPS研究所、ウェルスナビが上昇した。
値上がり銘柄数203、値下がり銘柄数334と、値下がりが優勢だった。
個別ではペルセウスプロテオミクス、リグア、セルシードがストップ高。gooddaysホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ビリングシステム、GMOリサーチ&AI、ココペリ、オンコセラピー・サイエンス、Success Holdersなど15銘柄は年初来高値を更新。ホープ、ノイルイミューン・バイオテック、Chordia Therapeutics、ELEMENTS、ステムリムが買われた。
一方、AHCグループがストップ安。地域新聞社は一時ストップ安と急落した。Veritas In Silico、Lib Work、ロゴスホールディングス、BRUNO、HENNGEなど8銘柄は年初来安値を更新。GMO TECH、インテグループ、インテグラル、WOLVES HAND、PostPrimeが売られた。
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