続落スタート、米ハイテク株安が重荷

【寄り付き概況】
 

2日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比270円04銭安の3万8004円01銭。
 
前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちの展開だったが、NYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも取引終盤に急激な上下動をみせた。FOMCでは事前の予想通り6会合連続の政策金利据え置きを決めた一方、量的引き締め(QT)の減速方針も決定した。会合後のパウエルFRB議長の記者会見では、想定よりもハト派寄りの発言となり、マーケットには安心感が広がった。
 
外国為替市場ではFOMC後に円高・ドル安が進み、円相場は一時1ドル=153円台まで上昇した。市場では通貨当局による円買い介入があったとの声も聞かれ、トヨタなど輸出関連株の重荷となっている。
 
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
 
個別では、大塚HDや川重、ネクソンが下落している。一方、関西電やあおぞら銀、三井物が上昇している。
 



 

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