続落スタート、円の高止まり重荷も押し目買い

【寄り付き概況】

22日の日経平均株価は小幅な動きとなっている。前日比20円02銭安の1万9373円11銭で始まったが、その後小幅高に転じた。
 
前日の米国株市場ではNYダウが3日ぶりに反発したが上値は重く、ナスダック指数は小幅安と冴えない動きだったほか、外国為替市場では一時1ドル=108円台後半の推移と円高水準でもみ合い、リスク回避ムードが継続している。外国人投資家の売り姿勢なども観測されるなかで、引き続き下値を探る展開に。
 
ただ、日経平均は前日まで4日続落で360円程度下落しており、値ごろ感からの押し目買いも想定され、売り一巡後の動きが注目される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、14業種前後が高く、値上がり上位に非鉄、不動産、情報通信など。値下がりで目立つのは鉱業、保険、石油など。
 
個別では、ティアックが値を下げ、トヨタ、ブリヂストンは弱含み。三菱UFJ、第一生命はさえない。中外薬、ファーストリテ、JTは小幅安。
半面、キーエンス、ソニー、Vテク、ファナック、東エレクは堅調。ヤマハ発はしっかり。SMC、コマツ、住友鉱は高い。三菱マは続伸し任天堂、ソフトバンクGが買われ、ペッパーは大幅高となっている。
 
225先物は、野村・GS・ドイツ・パリバ・三菱・SBIが買い越し。アムロ・ソジェン・モルスタ・クレディ・シティが売り越し。TOPIX先物は三菱・ドイツ・メリル・大和・松井・みずほが買い越し。ソジェン・クレディ・JP・野村・三菱が買い越し。GS・ドイツ・大和・メリル・松井が売り越し。
 
テクニカル的には、パーソル(2181)、三栄建築(3228)、飯田(3291)、トリドール(3397)、チタン工(4098)、宇部興(4208)、カーボン(5302)、keePer(6036)、富士ダイス(6167)、THK(6481)、WSCOPE(6619)、OKAYA(6926)、三城(7455)、タカラスタ(7981)、新光商(8141)、中国電(9504)、東ガス(9531)、アークランド(9842)に注目。

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