NY株価や米国債利回りの下げにドルは当日安値まで下落

[概況]

欧州株式市場は下落で始まり、為替市場は円買い優勢となってドルは109円を割れ、NY株式市場や米国債利回りも下げて始まるとドルは序盤に当日安値108.625円まで下落した。

一方ユーロは対ドルで買われた為に対円でも上値を伸ばして、NY市場序盤に東京時間での高値を上抜き、終盤には当日高値128.810円まで上昇した。
NY株式市場が序盤以降上昇に転じた事もあってドルも反発し、109円台を回復したが維持は出来ず、最後は前週末比-19.5銭の108.985円とわずかに109円を割れて引けた。

またユーロは+35.5銭高の128.765円と主要通貨は高安マチマチで、米経済指標の発表が無い中、方向性の出ない動きとなった。

今週は24日からジャクソンホールで開催されるFRBの経済シンポジウムで、イエレンFRB議長やドラギECB総裁がインフレ見通しなどに関し、どの様な発言を行うかに注目が集まっており、それまでは基本的に揉み合い継続が予想される。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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