値上がり優勢、幅広い銘柄に買い

 
東証グロース市場は、20日に日経平均株価が心理的節目の3万9000円台に乗せるなかで個人の投資家心理が上向き、新興市場でも幅広い銘柄に買いが入った。
グロースCoreは大幅高。東証グロース市場250指数も大幅に反発した。前引けは前週末比14.69ポイント(2.32%)高の647.67だった。
東証グロース市場250指数は、朝方は下げて始まり、17日に付けた年初来安値(632.98)を下回る場面もあった。米利下げへの過度な期待がやや修正されたことで17日に米長期金利が上昇し、グロース市場に上場する銘柄の相対的な割高さが意識された。ただ、自律反発狙いの買いも入り、同指数は間もなく上昇に転じた。
 
グロース市場ではQPS研究所やカバーが上昇した。一方、ウェルスナビやスカイマークは下落した。
値上がり銘柄数391、値下がり銘柄数128と、値上がりが優勢だった。
 
 個別ではアイズ、AHCグループ、コパ・コーポレーション、ビジネスコーチがストップ高。トラストホールディングス、駅探、かっこ、ステラファーマ、unerryなど10銘柄は年初来高値を更新。データセクション、Kudan、セキュア、yutori、NexToneが買われた。
 
 一方、ジーエヌアイグループ、スタジオアタオ、ディジタルメディアプロフェッショナル、スパイダープラス、Chatworkなど14銘柄が年初来安値を更新。coly、Birdman、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、プロジェクトホールディングス、ヒューマンテクノロジーズが売られた。
 
 

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