値下がり優勢、新興株への売りが続く

 
東証グロース市場は日米の金利の先高観が根強いなか、相対的な割高さが意識されやすい新興株への売りが続いた。一方、朝方は前週末の米株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継いで、指数は小幅高となる場面もみられた。
グロース250とグロースCoreは続落。東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前週末比2.59ポイント(0.43%)安の605.55で、前週末につけた年初来安値(608.14)を下回った。
グロース市場ではKudanやQPS研究所が下落した。一方、カバーやエヌピーシーは上昇した。
値上がり銘柄数217、値下がり銘柄数312と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではトラース・オン・プロダクト、東京通信グループがストップ高。エーアイ、AHCグループ、アディッシュ、ビジネスコーチは一時ストップ高と値を飛ばした。レジル、ビザスク、オンコセラピー・サイエンス、グッドスピードなど5銘柄は年初来高値を更新。セルシード、イオレ、STG、エヌ・ピー・シー、トリプルアイズが買われた。
 
 一方、カウリス、ジーエヌアイグループ、アスカネット、ベースフード、ディジタルメディアプロフェッショナルなど54銘柄が年初来安値を更新。アイズ、Kudan、ジャパンワランティサポート、アイビス、ギックスが売られた。
 

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