材料難でもみ合い展開か

 
Market Data
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【日経平均】
38900円02銭(△253円91銭=0.66%)
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【TOPIX】
2766.36(△23.82=0.87%)
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【グロース250】
613.54(△5.40=0.89%)
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【プライム売買高】13億7756万株(▲2220万株)
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【売買代金】3兆3847億円(▲4777億円)
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【値上がり銘柄数】1072(前日:599)
【値下がり銘柄数】521(前日:1003)
【新高値銘柄数】71(前日:50)
【新安値銘柄数】97(前日:150)
【25日騰落レシオ】107.74(前日:98.92)
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前週末の米国市場の流れを受け、半導体関連株や電子部品関連株に買いが先行して始まり、日経平均の上げ幅は一時200円に迫った。また、「日本郵船の曽我貴也社長が『1年後の決算発表を株価純資産倍率(PBR)が1倍を越えた状態で迎えたい』」とのインタビュー記事が伝わり、海運など低PBR銘柄への刺激材料につながった。市場参加者が限られているほか、日銀の追加利上げ観測を背景に国内長期金利の上昇基調を警戒するものの、底堅さが意識されるなか、押し目狙いの動きになったようだ。
 
 
本日は米国や英国が休場で、あすは材料難となる。終値(3万8900円)で75日線(3万8828円、27日時点、以下同じ)や5日線(3万8842円)を上回ってきたのはポジティブであるだけに、これらテクニカルの節目を支えにもう一段上昇して、24日の下げ分を埋めきることができるかに注目したい。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(27日現在)
 
40815.66  新値三本足陽転値
39898.30  ボリンジャー:+1σ(13週)
39886.37  ボリンジャー:+3σ(25日)
39734.24  ボリンジャー:+1σ(26週)
39368.65  ボリンジャー:+2σ(25日)
39196.54  均衡表雲上限(日足)
38920.91  13週移動平均線
 
38900.02  ★日経平均株価27日終値
 
38886.39  均衡表転換線(日足)
38880.51  6日移動平均線
38850.93  ボリンジャー:+1σ(25日)
38828.79  75日移動平均線
38715.14  均衡表転換線(週足)
38471.19  均衡表雲下限(日足)
38333.22  25日移動平均線
38085.11  均衡表基準線(日足)
37943.52  ボリンジャー:-1σ(13週)
37815.50  ボリンジャー:-1σ(25日)
37297.78  ボリンジャー:-2σ(25日)
37273.25  26週移動平均線
 
 
上昇2日目の25日移動平均線とのプラス乖離を広げるとともに75日線上方に復帰し、ローソク足は上ヒゲのない「陽の大引け坊主」で強い買い気を残して大引けを迎えた。一目均衡表では上向きをキープする転換線が短期的な上昇トレンド継続を示唆。明日28日は雲下限が39038.10円に降りてくるため、日経平均の上昇幅が138.08円を超えれば三役好転が完成し、強気局面入りを示唆することになる。
 

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