上値の重い展開か

Market Data
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【日経平均】
38855円37銭(▲44円65銭=0.11%)
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【TOPIX】
2768.50(△2.14=0.08%)
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【グロース250】
619.06(△5.52=0.90%)
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【プライム売買高】15億0047万株(△1億2291万株)
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【売買代金】3兆7244億円(△3396億円)
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【値上がり銘柄数】631(前日:1072)
【値下がり銘柄数】955(前日:521)
【新高値銘柄数】102(前日:71)
【新安値銘柄数】60(前日:97)
【25日騰落レシオ】100.00(前日:107.74)
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プライムの売買代金は3日連続で4兆円を割り込んでおり、市場エネルギーが低下傾向にある。休場明けの米国株の動きを見ることで商いが厚みを増すかがあすの焦点。売買代金が増えてこないと指数は上値の重い状態が続くだろう。
 
米国では5月の消費者信頼感指数など経済指標の発表がいくつかあるほか、2年・5年の国債入札もあり、長期金利の振れ幅が大きくなる可能性がある。先週エヌビディアの好決算を確認しているだけに、米金利が低下すれば半導体株にフォローの流れとなる。米金利が上昇した場合、グロース株には逆風だが、金融株には買いが入りやすくなる。国内では足元でメガバンクの動きが良くなっている。グロースでもバリューでも、主役級の銘柄が大きく動いてくれば物色意欲が刺激され、売買も活況となりやすい。半導体株と銀行株、両雄は並び立たないだろうが、どちらかに全体をけん引するような強い動きが見られるかに注目したい。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
 
40815.66  新値三本足陽転値
39938.61  ボリンジャー:+3σ(25日)
39895.02  ボリンジャー:+1σ(13週)
39731.40  ボリンジャー:+1σ(26週)
39413.82  ボリンジャー:+2σ(25日)
39038.10  均衡表雲上限(日足)
38917.48  13週移動平均線
38902.43  均衡表転換線(日足)
38889.03  ボリンジャー:+1σ(25日)
38862.14  75日移動平均線
 
38855.37  ★日経平均株価28日終値
 
38844.79  6日移動平均線
38715.14  均衡表転換線(週足)
38471.19  均衡表雲下限(日足)
38364.24  25日移動平均線
38085.11  均衡表基準線(日足)
37939.94  ボリンジャー:-1σ(13週)
37839.46  ボリンジャー:-1σ(25日)
37314.67  ボリンジャー:-2σ(25日)
37271.54  26週移動平均線
36962.41  ボリンジャー:-2σ(13週)
36789.88  ボリンジャー:-3σ(25日)
36646.57  均衡表基準線(週足)
35984.87  ボリンジャー:-3σ(13週)
35195.86  200日移動平均線
 
 
ローソク足は小陰線の胴体部分が23.78円と細い「コマ」を描き、足元での売り買い拮抗状態を窺わせた。終値は5日移動平均線を上回ったが、5日線自体は下降を継続。一方、5日線の下方では25日線が緩やかに上向いているため、上昇圧力も窺える。一目均衡表では明日29日に雲上限が38582.17円に低下するため、終値の雲上抜けによる三役好転の完成が意識される。
 
 

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