「ISM製造業景況感は1年半ぶりに50超」

「専門家のコメントは無視し数字だけを冷静に追う姿勢が重要」

「ISM製造業景況感は1年半ぶりに50超」

週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
NYダウは反落。
ナスダックとS&P500ha小幅続伸。
通信大手AT&Tが0.6%下落。
ホーム・デポやボーイング、ナイキなど消費関連を含む景気敏感株の下げが目立った。
一方、マイクロソフトやシェブロンは上昇。
3月のISM製造業景気指数は50.3。
前月の47.8から上昇。
拡大を示す50を2022年9月以来、1年半ぶりに上回った。
市場予想は48.5だった。
6月利下げの確率は58%。
1週間前の約64%から低下した。
市場が見込む年内の利下げ回数は2回程度。
数週間前は3回だった。
FRBパウエル議長は29日に「利下げを急ぐ必要はない」とコメント。
利下げの時期が遠のくとの観測が意識された格好。
10年国債利回りは4.317%。
5年国債利回りは4.326%。
2年国債利回りは4.711%。
ドル円は151円台後半。
WTI原油先物5月限は前日比0.54ドル(0.7%)高の83.71ドル。
昨年10月27日以来の高値水準。
ビットコインは1.07%安の6万8906ドル。
SKEW指数は157.11→155.44→146.33。
恐怖と欲望指数は71→73
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは240ドル(0.60%)安の39566ドルと3日ぶりに反落。
高値39815ドル、安値39491ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは106.65%(前日113.75%)。
NASDAQは17ポイント(0.11%)高の16396ポイントと反発。
高値16490ポイント、安値16327ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは101.02%(前日104.00%)。
S&P500は10ポイント(0.20%)安の5243ポイントと3日ぶりに反落。
高値5263ポイント、安値5229イント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは124.78%(前日133.38%)。
ダウ輸送株指数は180ポイント(1.11%)安の16031ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は56ポイント(1.16%)高の4962ポイントと3日続伸。
VIX指数は13.65(前日13.01)。
NYSEの売買高は8.77億株(前日12.39億株)。
3市場の合算売買高は102.2億株(前111.7億株、過去20日平均は120億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比115円高の39985円。
ドル建ては155円高の40025円。
ドル円は151.63円。
10年国債利回りは4.317%。
2年国債利回りは4.711%。

「25日線は39742円」

週明けの日経平均は寄り付き277円高。
終値は566円(▲1.40%)安の39803円と反落。
高値40697円。
安値39706円。
日足は2日ぶりに陰線。
3月18日以来の終値ベースの4万円割れ。
3月権利配当落ち埋め水準は日経平均で40762円。
TOPIXで2799ポイント。
TOPIXは47.4ポイント(▲1.71%)安の2721ポイントと反落。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
ザラ場高値は同日の2886.50。
TOPIXコア30指数は反落。
プライム市場指数は24.42ポイント(▲1.71%)安の1400.61と反落。
東証スタンダード指数は反落。
東証グロース250指数は11.83ポイント(▲1.58%)安の734.62と反落。
25日移動平均線からの乖離は▲2.42%(前日▲2.43%)。
プライム市場の売買代金は4兆6443億円(前日5兆890億円)。
40日連続で4兆円超。
売買高は18.95億株。
値上がり287銘柄(前日1367銘柄)。
値下がり1331銘柄(前日253銘柄)。
新高値136銘柄(前日114銘柄)。
2日連続で3ケタ。
新安値73銘柄(前日25銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは115.50(前日125.21)。
東証グロース市場の騰落レシオは87.89(前日88.83)。
NTレシオは14.63倍(前日14.60倍)。
サイコロは7勝5敗で50.00%。
TOPIXは9勝3敗で75.00%。
東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
上向きの25日線(39742円)からは△0.16%(前日△1.65%)。
10日連続で上回った。
上向きの75日線は36772円。
73日連続で上回った。
上向きの200日線(34096円)からは△16.74%(前日△18.54%)。
248日連続で上回った。
下向きの5日線は40300円。
3日連続で下回った。
13週線は38253円。
26週線は35473円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.332%(前日▲22.362%)。
買い方▲3.674%(前日▲1.982%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲18.434%(前日▲19.307%)。
買い方▲15.305%(前日▲14.442%)。
空売り比率は43.1%(前日46.7%、3日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.4%(前日6.6%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは19.65(前日18.57)。
昨年2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは16.92倍(前日17.07倍)。
前期基準では18.95倍。
EPSは2352円(前日2364円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.53倍(前日1.54倍)。
BPSは26015円(前日26213円)。
日経平均の予想益回りは5.91%。
予想配当り利回りは1.65%。
指数ベースではPERは23.66倍(前日23.78倍)。
EPSは1682円(前日1697円)。
PBRは2.18倍。
BPSは18258円(前日18518円)。
10年国債利回りは0.740%(前日0.720%)。
プライム市場の予想PERは16.75倍。
前期基準では18.96倍。
PBRは1.45倍。
プライム市場の予想益回りは5.96%。
配当利回り加重平均は2.02%。
プライム市場の単純平均は41円安の2965円(前日は3007円)。
プライム市場の売買単価は2450円(前日2905円)。
プライム市場の時価総額は961兆円(前日978億円)。
ドル建て日経平均は262.95(前日266.68)と反落。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比1115円高の39985円。
高値40755円。安値39695円。
大証夜間取引終値は日中比80円高の39950円。
気学では「初め高いと反落する。吹き値売り方針の日」。
水曜が「押し目買い方針の日。突っ込み安は後場切り返す」。
木曜が「強象日。買い方針良し」。
金曜が「不時高、不時安を見せる逆行日」。
ボリンジャーのプラス1σが40416円。
プラス2σが41090円。
プラス3σが41765円。
週足のプラス1σが40104円。
プラス2σが41954円。
プラス3σが43804円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。

《今日のポイント4月2日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
   10年国債利回りは4.317%。
   5年国債利回りは4.326%。
   2年国債利回りは4.711%。
   ドル円は151円台後半。
   WTI原油先物5月限は前日比0.54ドル(0.7%)高の83.71ドル。
   昨年10月27日以来の高値水準。
   ビットコインは1.07%安の6万8906ドル。
   SKEW指数は157.11→155.44→146.33。
   恐怖と欲望指数は71→73
   (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)週明けのダウ輸送株指数は180ポイント(1.11%)安の16031ポイントと3日ぶりに反落。
   SOX指数は56ポイント(1.16%)高の4962ポイントと3日続伸。
   VIX指数は13.65(前日13.01)。
   NYSEの売買高は8.77億株(前日12.39億株)。
   3市場の合算売買高は102.2億株(前111.7億株、過去20日平均は120億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比115円高の39985円。

(3)プライム市場の売買代金は4兆6443億円(前日5兆890億円)。
   40日連続で4兆円超。
   売買高は18.95億株。
   値上がり287銘柄(前日1367銘柄)。
   値下がり1331銘柄(前日253銘柄)。
   新高値136銘柄(前日114銘柄)。
   2日連続で3ケタ。
   新安値73銘柄(前日25銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは115.50(前日125.21)。
   東証グロース市場の騰落レシオは87.89(前日88.83)。
   NTレシオは14.63倍(前日14.60倍)。
   サイコロは7勝5敗で50.00%。

(4)上向きの25日線(39742円)からは△0.16%(前日△1.65%)。
   10日連続で上回った。
   上向きの75日線は36772円。
   73日連続で上回った。
   上向きの200日線(34096円)からは△16.74%(前日△18.54%)。
   248日連続で上回った。
   下向きの5日線は40300円。
   3日連続で下回った。
   13週線は38253円。
   26週線は35473円。
   いずれも上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.332%(前日▲22.362%)。
   買い方▲3.674%(前日▲1.982%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲18.434%(前日▲19.307%)。
   買い方▲15.305%(前日▲14.442%)。

(6)空売り比率は43.1%(前日46.7%、3日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は7.4%(前日6.6%)。
   日経VIは19.65(前日18.57)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは16.92倍(前日17.07倍)。
   前期基準では18.95倍。
   EPSは2352円(前日2364円)。
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
   225のPBRは1.53倍(前日1.54倍)。
   BPSは26015円(前日26213円)。
   日経平均の予想益回りは5.91%。
   予想配当り利回りは1.65%。
   指数ベースではPERは23.66倍(前日23.78倍)。
   EPSは1682円(前日1697円)。
   PBRは2.18倍。
   BPSは18258円(前日18518円)。
   10年国債利回りは0.740%(前日0.720%)。

(8)プライム市場の単純平均は41円安の2965円(前日は3007円)。
   プライム市場の時価総額は961兆円(前日978億円)。
   ドル建て日経平均は262.95(前日266.68)と反落。

(9)ボリンジャーのプラス1σが40416円。
   プラス2σが41090円。
   プラス3σが41765円。
   週足のプラス1σが40104円。
   プラス2σが41954円。
   プラス3σが43804円。
   3月月中平均は日経平均39844円。
   TOPIXは2728ポイント。
   (9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
   昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。

今年の曜日別勝敗(4月1日まで)

月曜7勝4敗
火曜5勝7敗
水曜3勝8敗
木曜7勝6敗
金曜9勝2敗

「市場関係者さんは株価が上がれば強気、下がれば弱気のコメント。
これでは専門家とはいえ素人と一緒」。
ある投資家さんからのメール。
その日の日経平均のレンジもさほど当たらず、結果論のベクトルでしか考えないからだろう。
それでも成り立つ商売だからある意味専門家というのも稀有な存在。
「上がって弱気、下がって強気」とい逆張りの見方に時折出会いたくもなる。
結局、専門家のコメントは無視し数字だけを冷静に追う姿勢が重要だ。

2023年度(23年4月→24年3月)の東京株式市場で日経平均株価は1万2327円96銭(43.96%)上昇。
TOPIXは765.12ポイント(38.19%)上昇した。
日経500種平均株価の採用銘柄の23年度の騰落率を調べると、上昇率がもっとも高かったのは、三井E&S(7003)だった。
半導体の切断装置のディスコ(6146)や半導体製造装置のSCREENホールディングス(7735)、東京エレクトロン(8025)も上位。
一方、下落率首位は住友ファーマ(4506)。

●上昇率の上位15銘柄           ●下落率の上位15銘柄
三井E&S(7003)359.2        住友ファーマ(4506)50.9
ディスコ(6146)273.8          富士通ゼ(6755)49.6
スクリン(7735)242.7          コーセー(4922)49.2 
三菱重(7011)197.1            チェンジHD(3962)46.6
東エレク(8035)146.7          ベイカレント(6532)45.4 
山パン(2212)144.5            Jディスプレ(6740)45.0
フジクラ(5803)142.9          タカラバイオ(4974)44.0
九州FG(7180)139.4          東邦鉛(5707)43.7
TBSHD(9401)128.8        リログループ(8876)40.8 
荏原(6361)125.0              JCRファ(4552)39.2
アドテスト(6857)124.3        レノバ(9519)37.6
三菱商(8058)120.2            ミスミG(9962)37.4
北越コーポ(3865)116.9        ヤマハ(7951)35.9 
NEC(6701)115.5            エムスリー(2413)35.3
豊田織(6201)112.9            ヤクルト(2267)35.2

4月1日は月初に加え24年4ー6月期(2Q)の四半期入り最初の営業日。
トレーダーズ・アルマナックによれば、2Qかつ4月最初の営業日の米株には比較的強い経験則があるという。
NYダウは1990年以降の34年間で上昇23回、下落が11回。
平均騰落率はプラス0.21%だった。
ただナスダック総合指数は上昇18回、下落16回で、平均騰落率はマイナス0.21%。
ハイテク株にはやや弱い経験則がある。

(兜町カタリスト櫻井)

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